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前線からの帰国については、艦隊勤務(水上艦艇)は、作戦が終われば整備のために定期的に、または被害があった場合に母港に帰投できた。しかし、航空部隊で戦場となった基地に在った者及び前線の陸上部隊勤務者は来敵を迎え玉砕するしかなかった(サイパン島、グアム島等の場合)。この場合、航空関係者は万難をはいし自隊の航空機で後送したが、最後には潜水艦、艦船を派出したが多くの犠牲を出したテニアン島から、ルソン北端のバタリナオ港からの脱出作戦には悲喜こもごもの人生模様が印象に残る。
(1) 艦船部隊(現地抑留)
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