レイテ湾内の攻撃
特攻・(戦闘第二二三飛行腰) 鬼頭清一郎
特攻・(戟関第一六三飛行隊) 尾辻是 清
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海軍少佐 鬼頭清一郎
武蔵 翔鶴 40期飛学生 二二完工 戦三一三
一九年二月一二日戦死 二二オの誕生日
県立横浜第三中学校 父治助 母美代
第三五分隊の体操体技係 酒保養浩館係
海軍少佐 尾辻是清
伊勢長門39期飛学生大分空 神之池空 戦〓ハ三
一九年二月一二日戦死 二二オ七月
県立第一鹿児島中学校 父清久 母夏子
第四七分陳の遊泳係 |
鬼頭清一郎中尉は、戦爆特攻五機の第二白虎隊の隊長として、直掩機二機の護衛を受け一二日正午過ぎにアンヘンス飛行場を発進した。途中レガスピーで補給の後四時二五分同地を発してレイテ湾攻撃に向ったが、その最期を知る資料は見当らない。奇しくもこの日は鬼頭中尉満二十二歳の誕生日に当っていた。
尾辻是清中尉も梅花隊の隊長であり、隊を編成した一一月一日以来、部下隊員の直掩に当り、次々にその突入を見届けた一二日の午後四時四五分、僚機一機を率いて、直掩二機に守られながらセブ基地を発進した。攻撃突入目標は、レイテ島ドラグ海岸の浮機構に横付中の敵輸送船であった。
出発後一五分、セブの北方でP38と交戟し、僚機はセブに帰ったが、隊長機は消息を絶ち、その最期も鬼頭中尉同様に確認されることはなかった。
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