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出身中学校別名簿

その1 北海道、東北地方、関東甲信越地区

 全国に旧制中学校が何校あったかの資料はないが、何れにしても当時の一流公立、私立の旧制中学校、今でいう進学校258校から、16名に1人の合格であったという。
 なお、601名が入校したが、病気、学力不足、品行不良等で退校、自主退校、72期編入(70期からの編入者を含め)があり、卒業したのは581名であ、戦没者は331名、生存者は250名であった。

  @「★印」は特攻戦死者、「▲印」は戦死者、「▼印」は戦病死者、「※印」は殉職者、「△」印は戦傷者又は艦船沈没での生存者を示す
  A「潜」印は潜水艦乗組、「飛」印は航空搭乗員、「陸警」印は警備隊、陸戦隊員、「兵整」印は航空兵器整備課程修了者・「艦名」のあるものは水上艦乗組員を夫々示し、数字は各課程での期別を示す。即ち「39期飛▲」は第39期飛行学生の修了者で、戦死したこ とを意味する。
  B生存者の配置は終戦時のものを、氏名を
青字で示したのは現時点(22・1・16) での健在者を示す。
 
樺太、北海道

大泊中 加賀谷武(11期潜・回天★) 札幌1中 海岸照順(40飛▲)、服部正範(10期潜)
札幌2中 武田元孝(グアム玉砕・警備隊▲) 室蘭中 菊池 恭(10期潜▲)
釧路中 渡邊朋彦(山雲▲) 岩見沢中 佐藤公明(陸警備・千島)
小樽市中 西 昇士(39期飛▲) 函館中 坂本 浄(39期飛▲)
旭川中 飯田貞行(普砲学生→早苗▲)、佐野禮司(40飛▲)、原田盛之(梨▲)、福本淳司(桃▲)、佐藤良一(40期飛△)、水門 稔(9期潜▲ドイツ行動から帰投時) 余市中 小熊善治郎(40期飛▲)

東北地方

青森県(3校・6名) 岩手県(1校・1名)
青森中 成田金彦(41期飛▲)、八島準二(40期飛▲)、工藤淳一(10期潜) 盛岡中 嶋 幸三(40期飛▲)
八戸中 荒瀬 清(39期飛▲) 秋田県(1校・1名)
野辺地中 田中栄一(39飛▲)、菊地幸利(39期飛) 秋田中 齋藤 実(サイパン玉砕・陸戦隊▲)
宮城県(5校・13名) 山形県(5校・7名) 
仙台1中 橋本邦一(40期飛▲)、篠原健次(椎)、大友英一(40期飛)、瀧民雄(1期兵整)、小久保喜八郎(隼鷹▲)、大友 有(汐風) 鶴岡中 佐藤俊夫(11期潜▲)、三浦昌尹(10期潜)、渡邊廉平(40期飛)
仙台2中 青山 清(1期兵整・千歳▲)、巽 二郎(川内▲)、久戸義郎(9期潜)、白石景昌(40期飛→兵整) 山形中 西村幸雄(夕月→マニラ防衛▲)
古川中 宮澤正介(40期飛) 長井中 清水 清(響)
角田中 斎藤精一(40期飛★) 米沢酒田中 小野和雄(横鎮付)
佐沼中 佐藤 孝(1期兵整・ルソン山中▲) 興譲館中 米持文夫(39期飛▲)
福島県(4校・5名)
安積中 吉田弘俊(11期潜)
渡邊清規(40期飛)
保原中 加藤正雄(40期飛▲)
白河中 岩越朴雄(雄竹) 磐城中 大平(鯨岡)洋(40期飛)

関東地区

栃木県(4校・4名)
宇都宮中 桑原茂樹(39期飛) 真岡中 村松 功(40期飛※)
栃木中 橋本 薫(40期飛) 下野中 林冨士夫(39期飛・桜花)
群馬県(5校・7名) 茨城県(4校・10名) 田中公夫(40期飛)
前橋中 鈴木政則(神鷹▲)、田中公夫(40期飛)、福田定男(39期飛▲) 水戸中 大畠敏雄(40期飛▲)、所 善治(川内▲)、深谷 肇(39期飛▲)、金澤 亨(40期飛)、小田野忠二郎(40期飛▲)、清水文郎(1期兵整)
中沼田中 新井傳次郎(大和▲・2艦隊暗号長) 土浦中 萩原達雄(9期潜▲)、中村恒夫(40期飛★)
高崎中 上原通男(10期潜・蛟竜隊) 鉾田中 小島 威(40期飛▲)
太田中 尾内敏二(アンダーマン島戦病死▼) 水海道中 柴 次郎(兵校教官)
富岡 新井今朝雄(40飛)    
千葉県(6校・9名) 埼玉県(4校・7名)
千葉中 近藤三嗣(若竹▲)、佐川 潔(39期飛▲) 川島 胖(八雲) 浦和中 大島清二(40期飛)、長谷川璋(39期飛)
長生中 久保良正(9期潜▲) 川越中 金子忠彦(39期飛▲)、橋本一郎(汐風)
安房中 石井 恒(40期飛▲)、戸倉與一(海竜) 熊谷中 青木 進(40期飛★)
大多喜中 大野 嘉一(隆司)(2期兵整) 粕壁中 浅子義信(椿)、関根 幸(40期飛)
成東中 西田 潤(40期飛▲)    
木更津中 内藤良雄(40期飛▲)    
東京府(26校・96名)
府立1中 徳島清雄(海防艦に便乗帰国途中▲)、町田正雄(40期飛・戦病死▼)、松山 愛(特修科兵整・ルソン山中▲)、石森 學(39期飛▲)、田結 保(筑摩▲、湯嶋 務(40飛▲)、舛見洋六(陸奥▲)、青木 滋(9期潜)、斎藤高房(11期潜)、佐波 真(40期飛)、鈴木好和(9期潜)、斉藤和也(40期飛▲) 府立2中
川戸 浩(40期飛▲)、田中俊二(39期飛▲)、三橋謙太郎(40期飛・桜花★)、乙部英爾(10期潜・蛟竜隊)、三神武雄(39期飛)、植松眞衞(40期飛)
府立3中 小林仟人(雷▲)、山本達雄(9期潜▲)、東 俊男(9期潜)、森谷尚幸(本土決戦陸戦隊副官)、市村吾郎(40期飛)、設楽一郎(楓) 府立4中 今井千秋(10期潜▲)、本多 行(39期飛▲)、森本和次(40期飛※)、細谷孝至(9期潜)、廣崎亮二(刈萱△→杉→功績調査部)
府立5中 木村三郎(村雨▲)、清水 真(40期飛▲)、染谷 甲(40期飛▲)、中島千弘(9期潜▲) 府立9中 川西正一(40期飛▲)、鈴木正彦(樅▲)、養田秀穂(10期潜▲)、上野立雄(10期潜)
府立6中 井上速雄(扶桑▲)、河野千俊(玉波▲)、北川正敬(40期飛・彗星実験中※)、清宮恵彦(10期潜▲)、田中恭平(40期飛▲)、時山武(40期飛★)、中島正俊(不知火▲)、山口静夫(初風▲)、宮ノ原安男(11期潜▲)、中嶋昭夫(妙高・大破)、中村守二、国分道明(40期飛)、金丸 光(桜△) 府立8中
高橋重雄(40期飛※)、松尾隆司(40期飛▲)、松崎弘栄(楓▲)、谷木義朗(40期飛▲)、山田蒼和(39期飛▲)、伊藤康夫(40期飛△)、土井 寛(40期飛)、目黒佳啓(39期飛)、石坂(鈴木)光雄(40期飛△)
府立7中 大山雅清(足柄△・シンガポール) 府立1商 藤野昌司(39期飛▲)
市立1中 岡俊夫(39期飛▲)、古茂田実(39期飛▲)、根本 克(10期潜・回天) 東京高師 内山英一(9期潜▲)、細見弘明(9期潜)、中島誠也(40期飛▲)、大岡高志(39期飛★)、芦田 収(兵校教官)
市立2中 岡田善平(40期飛▲) 市立芝商 藤尾達司(41期飛)
学習院中 子爵・濱尾 誠(大淀▲)    
東京府・私立校
麻布中 赤座 勵(40期飛▲)、池中 勇(40期飛▲)、上田良和(9期潜▲)、金谷真一(40期飛★)、兼松良英(10期潜▲)、土師延夫(翔鶴▲)、高橋義郎(40期飛)、吉成大治(0期飛)、湯野川守正(40期飛・桜花)
成城中 伊澤勇一(40期飛★)、上村 進( )、神山政之(9期潜)、松本 崇(初梅→海竜)
郁文館中 伊達 尚(39期飛・彗星実験中※) 日本中 大幸一喜(39期飛▲)、松見秀二(11期潜)
芝 中 中山栄一(39期飛▲)、中野吉朗(1期兵整) 東京開成 川本 力(40期飛)
巣鴨中 遠山司三郎(40期飛) 青山学院 田口英夫(10期潜)
昌平中 佐久間洋幸(39期飛★) 武蔵高付属 小早川浩(39期飛▲)
日大付属中 森山 祐(12期潜)    
神奈川県(10校・36名)
横浜1中 阿部 守(9期潜▲) 、臼淵 磐(大和▲)、亀山二郎(松風・戦傷死▲)、福岡 進(39期飛▲)
兵頭真男(39期飛・サイパンで割腹自決▲)、山崎仁郎(40期飛)、笹尾惣太郎(伏竜)
横浜2中 木下武雄(鳥海▲)、横尾 一(39期飛▲) 横浜3中 鬼頭清一郎(40期飛★)
横須賀中 岩崎幹男(9期潜▲)、加藤正一(4期飛▲)、三木稠久(秋風▲)、若命宗雄(駆逐艦呉竹▲)、神田英夫(駆逐艦栗△)、奥津 汀(1期兵整)、杉浦孝一、清水正己(艦隊司令部付・レイダー網設置)
湘南中 上村徳正(陸奥▲)、田中 孝(40期飛▲)、友成通泰(涼月▲)、野元佑一(10期潜▲)、門前 宏(10期潜▲)、良田 勲、日高節夫(鹿島)、南部 清(特別会員)
小田原中 大野勝雄(10期潜▲)、本多昭夫(39期飛)、中山達二郎(40期飛)、松本兵吾(普砲学生→駆逐艦3隻△→兵校教官)、荒井正人(初梅→航空隊防空担当)
逗子開成中 団野功雄(39期飛★) 横須賀商 本田 実(39期飛★) 
関東学院 松井武彦(39期飛※)    

甲信越

山梨県(1校・1名)
日川中 山下 肇(那珂▲)    
新潟県(5校・9名) 長野県(6校・13名)
新潟中 立入仁(霜月▲)、阿部六郎(9期潜・蛟竜隊) 松本中 木戸岡昌晤(40期飛)、小山悌二(ヤップ島で自決▲)、百瀬元博(潜特修科大浦突撃隊通信長)
佐渡中 中村邦治(駆逐艦薄雲▲) 飯田中 澤柳彦士(39期飛★・桜花護衛)
小千谷中 大平 高(39期飛▲)、三重堀文吉(39期飛▲)、岩渕 耕(5艦隊司令部暗号長) 諏訪中 小川義尚(9期潜・戦病死)、小平清人(駆逐艦桑▲)、松井 康(39期飛▲)、田村 万(大和で発病・戦病死▲)、矢島(小川)源嘉(40期飛)
新発田中 後藤恭祐(9期潜・蛟竜隊、サイパン玉砕▲)、小林幸三(40期飛▲) 上田中 金子和夫(40期飛・筑波空※)、久保田勇(4期飛)
村松中 波田野正七(10期潜▲) 屋代中 市川 毅(駆逐艦涼風▲)

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