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レイテ島オルモック湾:そこは駆逐艦桐の元乗員の夜戦場
駆逐艦桐進水一周年記念賛歌 作詞:桐主計長高田俊彦(72期ノコレス(経33期) 昭和20年5月 作曲:熊谷一美 (平成6年6月4日)
1 見よ船台を滑り行く 世紀の凱歌高らかに いまぞ我が艦生まれたり あゝ19年5月末 思えば遠し海戦の 誉れと精神を受け継ぎて
2 炎熱酷暑と戦いつ 艤装に進む 男の子達の 心は勇み気は集う あゝ8月の14日 竣工見たり小海浦 今ぞ乗り出す太平洋
3 練れ伝統の底力 朝に夕べの猛訓練 鍛え鍛えし伎倆と意気 あゝ励みたり一月余 狸一旒我が艦の 僚艦圧する腕なりや
4 母港離れて幾千里 来たぞ怒涛の戦場へ 寄せ来る敵機何のその あゝ突入のオルモック 弦々相摩す夜戦闘 勲は高し桐の艦
5 行け皇国の盾となり 万里の波頭乗り越えて 敵艦隊と あゝ 悠久の我が歴史 誰か国を衞らざる 旭日燦たり大日本
駆逐艦桐の歌(昭和19年5月27日作)
作詞・桐主計長高田俊彦(経33期) 作曲・呉海軍軍楽隊
1 沖の白波寄せくる磯辺 今日も睨んだ太平洋 狸一旒マストに高く 行くぞ敵艦轟沈に 2 騒ぐ荒波太平洋は 国の護りの生命線 心一つの勇者どもが 行くぞ敵艦轟沈に 3 冬の朝も 灼けつく夏も 鍛え鍛えしこの腕 武勲輝く 我等の桐よ 行くぞ敵艦轟沈に 4 散らば万朶の桜の花よ 尽くす誠の一筋に やがて沈めん我等が命 行くぞ敵艦轟沈に 5 さらば祖国よ栄光あれと 港を後に出で立てば 雄々し気高し霊峰富士よ 行くぞ敵艦轟沈に
管理人佐藤清夫も桐の水雷長で一緒にオルモック湾に突入した。 終戦後、復員艦桐となった哀れな戦友達 前列中央・川畑誠艦長、その右佐藤水雷長 二列目左から2人目竹内砲術長